子供が通う幼稚園、保育園施設を検討するにあたっては、①通わせる施設の種類、②利用条件、③保育の必要性、④補助金であったりと考えなくてはならないことはたくさんあります。
制度自体が複雑すぎるのと、制度変更が頻繁にあるので、一般の保育制度の説明サイトでは内容が曖昧であったり、古い情報であったりとするため、調べてもよくわかないことがあります。
一番確実なのは北区役所のサイトにおける情報で、区役所のホームページで確認するのがいいと思います。しかし、この北区役所のホームページで説明する内容は、正確に理解するのが難しい、もしくは、数時間の時間を要してしまうはずです。
このページでは、子供を保育園、幼稚園に通わせるために北区役所のホームページを見るにあたって、注意すべきこと、前提として知っておくべきこと、参考にしたものをまとめたいと思います。
幼稚園・保育園の情報は、北区役所のホームページで確認
ホームページで情報を確認する上で注意すべきこと
- 初めて聞く似たような用語が理解させにくくさせる。(認可保育園・認可外保育園・認証保育所・認定ことも園など)
- サイトの構造が難解(認証保育所が、認可保育園ページにも、認可外保育園ページにも登場する、など)
- 制度自体が複雑(幼稚園保育園の管轄が分かれいて、施設の種類・保育の必要性・対象年齢・補助金支給などにおいて、非常に細かな情報が多数)
ホームページで情報を確認する上で最低限知っておくべきこと
下記表は主な施設の概要となりますが、正確には北区役所のホームページを確認してください。
項目 | 幼稚園 | 保育園 | 認定こども園 | 認証保育所 |
---|---|---|---|---|
主な特徴 | 教育(就学準備) | 保育(生活支援) | 幼稚園と保育園 一体化 | 東京都独自基準 |
管轄 | 文部科学省 | こども家庭庁 | こども家庭庁 | 東京都 |
対象年齢 | 3歳〜就学前 | 0歳〜就学前 | 0歳〜就学前 | 0歳~就学前/ 0歳~2歳 |
利用条件 | 誰でも (年齢のみ) | 保育の必要性 (就労など) | 幼稚園の条件/ 保育園の条件 | 誰でも |
保育時間 | 標準4時間 (延長あり) | 標準8時間 (延長あり) | 短時間/ 長時間 | 保育所による |
料金 | 最大月額3.3万円 まで無償。 | 住民税額等で決定 3歳以降無償 | 幼稚園同様/ 保育園同様 | 保育所による |
休園日 | 長期休暇あり (夏・冬) | 通年開園 | 長期休暇/ 通年開園 | 基本通年開園 ※保育所による |
参考になった資料
制度理解
足立区役所の資料(子育てガイドブック「子どもをあずける」):guide2025.indd が断然わかりやすいです。実際の施設などは異なりますが、基本的な制度を理解するには、まずこの説明をみたほうが理解が早くなります。
各園の紹介
北区役所の資料(幼稚園の情報):r7kitakunoyouchien.pdf で各幼稚園のことがわかります。
※保育園について各園を説明する同様な資料は見つからなかったです。
正しく情報を得るためにすべきこと
- 北区役所に電話する。
確認したい内容の問合せ課がどこなのかかなりわかりにくいですが、とりあえず課でもいいので電話するとつなげてくれます。
なお、比較的いつでも電話がかかったので、電話で聞いた方が早いし確かです。ただし、基本的な事項が分かっていないと話がかみ合わないので注意は必要かもしれません。 - 北区役所に訪問する。
確認したい事項の全体像を理解するためにまず訪問してみるのもいいと思います。
ただ、幼稚園と保育園に関する内容で建物が全然別の場所になったりするので、場合によってはすごく面倒かもしれません。(幼稚園系の内容の子ども未来部 子ども未来課は滝野川、保育園系の内容は子ども未来部 保育課は王子) - 別の区のホームページを確認する。
足立区のホームページの方が私的に断然わかりやすく、足立区のホームページ(子育て・教育|足立区)も確認して制度理解の参考にしました。
基本的な制度は同じなのに、各区の説明内容がこんなにも違うなんて驚きます。北区担当者の方にぜひ頑張ってほしいです。というか、各自治体でそれぞれの説明内容を作っているなんて、なんて不効率なことか、、、。北区独自の説明を作るのではなく、別の区のわかりやすいサイトの説明をまねさせてもらった方がいいと思います。